| 民家の里三和 |
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民家の里三和に百数十年経った古民家を発見!!空家になって7年経つそうだ。 |
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波トタンをはがし、藁屋根が見えた時、貞清さんはやっと百数十年のベールを脱ぎ気持ち良さそうに見えた。 |
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どうだこのねんきの入った風格!! |
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貞清さん、これから私と新しい人生を歩むのだ。さあ、行こう!! |
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基礎ができて嫁ぐまでとう分の間貞清さんはここで待つ |
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ここが貞清さんの嫁ぎ先。 |
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基礎もでき土台もすわり、いよいよ明日は五月さんが嫁いでくる。 |
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五月三日、五月さんが嫁いでくる。 |
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どうです、この風格。 |
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昔はわら屋根。 |
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屋根の形も出来上がり、これからいよいよ屋根の仕上げに入るらしい。 |
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そういえば五月さん家が建ってからまだ一度も中に入ったことがない。 |
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縁側を見させてもらうことにしょう、 この板も貞清さん家で張られていた物を、もとどうりに張り戻されている。 |
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五月さんの外壁を見てみると下地を塗るほどになっていました、もう少しで外壁の仕上げですか?五月さん。 |
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数日ぶりに五月さんに会いに来た私は、びっくりした何日か前に来た時は、下地だけ塗られこの先どうなるのだろうと思っていたが きれいに外壁も塗られ見違えるほどきれいになったよ。 |
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やったね!ついに完成だ。 |
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玄関から一歩中庭に入れば板場の真ん中に昔ながらの囲炉裏がある。 |
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そしてテラスに出て見ると昔茅葺き屋根に使っていた丸太がそのままテラスの手摺 になっていた。 |
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こんどは梯子段で屋根裏に上がって見よう。 |
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板場から百年以上たつた戸を開け和室に一歩足を踏み入れて見る私は、畳の上にしゃがみこんでしまった。 |
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私は、もう一度板場に戻り囲炉裏の廻りに座る。 |
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囲炉裏の廻りでごちそうになり五月さんの家を後にする。 |